殉職巡査部長は05年10月からSAT隊員 将来を嘱望

http://www.asahi.com/national/update/0518/NGY200705180001.html

05年4月から機動隊に配属された。同年10月からは特殊部隊(SAT)の隊員となるなど将来を嘱望されていた。同県岩倉市東町で妻(24)と昨年7月に生まれた長女の3人暮らし。今年4月に巡査部長に昇任したばかりだった。

23歳という若さで巡査部長に昇進し、SATに所属していたということで、かなり優秀な警察官であったことは間違いないでしょう。今後、ますます活躍し、愛知県の治安を守る重責を担う人材であったと思います。ご家族もお気の毒と言うしかありません。
警察に対する風当たりは強く、私自身も、内情を多少知っているだけに厳しいことを言ったり書いたりしますが、犯罪、特にこういった凶悪な犯罪に対し、警察官が身を挺して臨んでいる、ということは事実であり、国民としても忘れるべきではないでしょう。
危険な場面に臨むのはやむをえないとしても、できるだけ安全を確保できるような装備、器具や訓練の強化、といったことは、今後、さらに必要でしょう。
現在までの警察の対応に批判が集まっているようですが、この種の立てこもり事件は、今後も発生しますから、不備や過誤などは徹底的に検証して、今後に生かし、出さなくても済む犠牲者等を出さないために役立てるべきで、それこそが、亡くなった警察官も望んでいることではないかと思います。
亡くなった警察官のご冥福をお祈りするともに、早期の事件解決を望みます。

追記1:

<愛知立てこもり>林一歩巡査部長 警察学校を首席で卒業
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070518-00000044-mai-soci

千代和さんは「機動隊となればこういう事件もあり得るが、まさか一歩が……という思い。志願した仕事だったので、ご苦労さまと言ってあげたい」と時折涙をぬぐいながらもしっかりした口調で話していた。

事件・事故は数多く見てきた私ですが、今日は、本当に他人事ではなく悲しく、寂しい思いで一杯です。

追記2:

<愛知立てこもり>深い悲しみに暮れる林一歩警部の実家
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070518-00000116-mai-soci

向かいに住む主婦は林警部について「小学生ぐらいのころから知っているが、いつも礼儀正しくあいさつしてくれる活発な子でした。お母さんから、警察官になるのが小さいころからの夢だったと聞いたことがある。夢がかなったのにこんなことになるなんて」と涙をこらえながら話した。

先日、何かの本を読んでいた際に書いてあった、「我が屍を越えて行け」という言葉を、なぜか思い出しました。人の命は有限でも、思いや志は消えず、受け継がれ育って行く、また、そうでなけれならない、ということを、犯人検挙を報じるテレビニュースを見ながら考えていました。
不備や過誤等は、今後、検証される必要がありますが、警察は、大きな犠牲を払いつつも、粘り強く臨み犯人検挙にこぎつけ、よくやったと思います。