週末も「反トランプ」=柔軟姿勢表明も反発やまず−米

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161113-00000034-jij-n_ame

ニューヨーク中心部マンハッタンにある「トランプ・タワー」には3500人以上が押し寄せ、「トランプは私の大統領ではない」「ニューヨークはお前を憎んでいる」と叫んで行進した。トランプ氏はこれに対し、ツイッターで「私たちは団結し、勝って勝って勝ちまくる」と投稿、融和を呼び掛けた。

私自身、アメリカの今後の不透明感、不安定感に対して危惧を感じるだけでなく、こうした、国内での分断が、大統領選挙により深刻化して、さらに悪化することへの危惧も強く感じるものがあります。アメリカがそれなりに安定して世界に対して一定の影響力を及ぼしていることは、やはり良い効果に結びつく面があり、それが困難になることは、世界を不安定にし、ひいては日本へも悪い影響となって現れることになるでしょう。
その点、日本の場合、日本国民統合の象徴である天皇陛下の存在に、改めて重みを感じます。タイでも、最近亡くなったプミポン国王への国民の敬慕の念がかなり強いことが混乱の収拾などにつながってきたことが知られていますが、民主国家における、こうした、一見、非民主的なものの存在の重要性ということには興味深いものを感じます。