支持者ら落胆「悲しい」=クリントン氏、まさかの敗北

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00000181-jij-n_ame

首都ワシントンから来たポリー・スタマトポウロスさん(45)は女性初の大統領誕生に期待を寄せていた。スタマトポウロスさんは「人々がそれ(クリントン氏の勝利)を欲していない」と述べ、根強い女性への差別意識に阻まれたとの見方を示した。

人の投票行動というものは簡単、単純には分析できないもので、事前の予想ではクリントン有利と出ていたにも関わらずこのような結果になったことについて軽々に評価はできませんが、「女性」ということが、これまで女性大統領がいなかったという状況下、どのように作用したかは、今後の分析に強い関心がありますね。
私のざっくりした印象では、大富豪に成り上がり歯に衣着せぬ物言いでぐいぐいと人を惹きつけるトランプに、多くの人がアメリカン・ドリームや「変革」へ向けた新たなものを感じ、それに対して、クリントンは、ワシンントンの既存勢力、ごく一部の人々の仲間といった印象をどうしても抱かれて伸びなかったのではないかと感じました。
気になるのは、今後の日本への影響であり、安保体制も含め、新大統領の政策に対して日本としてどう臨むのか、今後の速やかな検討、対応が求められていると感じます。