売上693枚でオリコンデイリー3位 CDランキングに意味はあるのか

http://www.j-cast.com/2012/04/26130567.html?p=all

「100万枚を超えるのはAKBだけで、その次にジャニーズと韓流。売れるのはそこばかりでそれ以外は横並びで売れない。メジャー・アーティストでもインディーズレベルでおかしくない、という状況です」
その上で、「音楽を聴く人が減った訳ではない」とする。電車の中で音楽を聴いている人はたくさんいる。ただ、いまどきポータブルCDプレイヤーで音楽を聴く人は希だ。家でも昔のようにCDプレイヤーで聴くというのではなく、PCの内蔵スピーカーや、こだわる人でもPCに少しいい外付けスピーカーを繋げて聴く、というのが主流になりつつあるという。
「若い人からすれば、結局パソコンやMP3プレイヤーに落とすのだから最初からデータで購入した方がいい。だからCDなんかいらない、ということなのでしょう」

私の場合、音楽は基本的にiTunesからiPhoneに音源を落として聴くことにしていて、CDを買うのは、iTunesで聴けなくて、という場合に限られますね。CDを買っても、記事にもあるように、それをデータにしてiPhoneで聴くので場所をとり面倒、という気がどうしてもしてしまいます。こういう時代ですから、「CDランキング」というものに、もはや意味があるとは思えないですね。
このように、音楽の聴き方は劇的に変化しましたが、今後、電子書籍が普及すれば、紙の書籍の売上ランキングが、現状のCDランキングのようになる可能性が極めて高いでしょう。そうした大きな時代の節目に、我々はいる、ということを改めて強く感じます。