アップル「ピンクのiPhone 8」で若者に媚びる戦略、画策の噂

https://forbesjapan.com/articles/detail/21104

iPhone Xの後継機種であるiPhone X Plusがアップルの現状維持的側面を担うのに対し、iPhone 8Sに与えられる使命は、より安価なLCDディスプレイの採用で価格を抑え、これまでとは異なるユーザーにアピールすることだ。カラーバリエーションにより、ファッション性と楽しさを打ち出すことは理にかなっている。

私はスマートフォンに関心が高いほうで、スペックにも興味があるので、新製品でここが良くなったとか、そういったことにそれなりに敏感ですが、多くの人は、細かいことはよくわからないが、あまり高価ではない、それでいて良さげな、魅力を感じるスマートフォンがほしいと考えるものでしょう。iPhoneの性能の進化も、目に見えて大きなものは出にくくなっていて、その意味では「色」で魅了する、購買意欲を沸き立たせるというのは、現実的なものという気がします。
ただ、そういう手法が長続きするとも思えず、どういう打開策を講じるか、アップルも正念場に差し掛かっているということを感じるものがあります。スティーブ・ジョブズに長生きしてほしかったと思いつつも、死処、死期を得たということも言えるのかもしれません。生きていればかなりきつい局面になっていた可能性があると思います。