バレ勝負避けられ連夜の足踏み…神宮に大ブーイング

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130902-00000016-dal-base

驚異的ペースでアーチを量産し、シーズン最多55本塁打まであと3本に迫っているヤクルト・バレンティンが、連夜の足踏みを余儀なくされた。

八回には無死走者なしから敬遠気味のストレートの四球。夏休み最後の神宮は大ブーイングに包まれた。これで直近の3カード計9試合で四球は計15個。

私の記憶では、かつて、阪神のバースが同様の記録更新間近にあった時に、露骨な敬遠攻勢にあって、その時はあまりにも露骨すぎるということで、大きく問題になっていましたね。
イチローなど、メジャーリーグで活躍する日本人選手も増え、日本の野球だから日本人、アメリカの野球だからアメリカ人、ということではなく、グローバルに活躍する選手が、たまたまメジャーや日本球界にいる、という認識が必要ではないかと思います。ゲームの中で必要だから敬遠する、というのはあってしかるべきだと思いますが、外国人に記録を更新されたくない、といった姑息なことは、見苦しさもあり、やめるべきでしょう。
正々堂々と全力を尽くしてぶつかり合う中で、新記録が樹立されて従来の記録を乗り越えて行く、そういう高度なレベルの技、姿を、日本のプロ野球でも存分に見せてほしいものです。