http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20408191,00.htm
改めてデータ保存を求める圧力を強めているのはFBIだけではない。2月3日に米CNETが報じたように、コンピュータ犯罪を担当する各州警察の捜査官らを対象とした調査では、ほぼ全員がこの考えを支持していることが明らかになった。米国土安全保障省移民税関執行局のMatt Dunn氏も4日の会合で、この考えを支持すると表明した。
しかしながら、ウェブサイトの訪問を記録することは、実施の面からも、またプライバシーの観点からも、反論を招きそうだ。
本ブログでも
国内送受信メール情報の保存、3月開始へ 「プライバシーの侵害」批判相次ぐ−英国
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20090118#1232239497
警視庁、ISPに通信ログの保存期間の延長を要請--違法・有害サイト対策として
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20091020#1255999644
米Microsoft、検索ログ保存期間を6ヶ月に短縮
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20100125#1264384693
とコメントしたことがある問題ですが、事がプライバシーにも絡むだけに、なかなか厄介な問題です。
日本では、刑事訴訟法の改正により、捜査機関がログの保全要請ができるという規定が新設されようとしていましたが、共謀罪とともに改正案が国会で審議されようとした関係で頓挫して現在に至っています。今後、どうなるのかわかりませんが、放置されたままで推移するのでしょうか?