緊張感高まると「ボールが止まって見える」は本当だった…どのぐらい“スローモーション”になるのか?研究者に聞いた

緊張感高まると「ボールが止まって見える」は本当だった…どのぐらい“スローモーション”になるのか?研究者に聞いた(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース

張り詰めた緊張感の中での必死なプレーに胸をうたれたが、かつて「ボールが止まって見える」という一流選手の話を聞いたことがあるだろうか。 実は、本当にこの現象が起きていることが千葉大学の研究で明らかになった。

感情によって、視覚の時間精度(短時間に処理できる能⼒)が高くなる、つまりスローモーションに見える。交通事故の瞬間に「周囲がスローモーションで見えた」という話も同じ現象だという。

かつて、野球の名選手、名監督であった川上哲治が、絶好調時に投手の投げたボールが止まって見え、縫い目まで見えたと語っていたことが有名ですが、上記の記事は、そうした現象のメカニズムを解説していて興味深いものがあります。

私は、川上哲治

を出すほど禅に傾倒していたので(この本は昔、読みましたが、川上哲治の禅への傾倒が具体的に紹介されていておもしろかったです)、禅の影響でボールが止まって見えるような集中力を持つようになったかと感じていたのですが、川上哲治特有のものではないだろうということが記事を読み感じられました。

こうした、人間の持つ様々な特殊な能力が、さらに解明されることを期待したいものです。