ガーシー参院議員 著名人中傷などの疑いで関係先捜索 警視庁

ガーシー参院議員 著名人中傷などの疑いで関係先捜索 警視庁 | NHK

捜査関係者によりますと、警視庁が11日、暴力行為等処罰法違反や名誉毀損などの疑いでガーシー議員が動画投稿サイトから得た収入を管理している東京 新宿区の会社の関係先、数か所を捜索したということです。

警察にとって、インターネット上の名誉毀損等で被害届や告訴状が出されても、基本的に、「勝手に持ってこられた迷惑な事件」なので、受理しても、必要最小限の手間しかかけませんし、捜索差押も、面倒なのでまずやりません。被害者側がやってくれと言っても、まずやらないものです。

それが、暴力行為等処罰法違反(常習脅迫)等の罪名までつけ(普通の素人や弁護士では思いつかない罪名で、警察が考えて立件したのでしょう)、複数箇所の捜索差押までやるというのは、この種事件としてはかなり異例で、警察の積極性、やる気を感じるものがあります。

この種の事件で、被疑者側から重要なのは、捜査当局をやる気にさせないことですが、今後、事件がどこまで進展するかはわからないものの、被疑者側にとってはあまり良い状況ではないように感じます。