スマホ値上がり中のiPhone発表シーズン「今のスマホの買い方」を考える【西田宗千佳のイマトミライ】-Impress Watch
ハイエンドで高価なスマホは、日本だけでなく世界中で売れにくくなっている。ファンからの手堅い支持はあるが、売れるのはやはり「より安い製品」になってきているのだ。
円安が急速に進行し、政府も日本銀行も、事態を放置していますから、今後も円安が進む可能性が高いでしょう。各自が自衛して凌いでいくしかない状況になっています。
私なりに、スマートフォンの買い方を考えると、
・iPhoneに代表される、時間が経過しても中古で高く売れるスマートフォンを選択して大切に使う
・コストパフォーマンスの良い、安めのスマートフォンを使い、徹底的に使い倒して使い捨てにする
のどちらかだと思います。車を買う際の買い方と同じですね。上がベンツ、下が安い軽自動車、というところでしょうか。
iPhoneであれば、各通信キャリアの設定している残価がかなり高いので、使った後に返してしまえば残金支払が免除され、負担が軽くなります。
Androidの安いスマートフォンなら、残価はないにし等しいですから、ボロボロになるまで使うくらいに使い込んで元を取る、ということでしょう。
多くの人にとって、iPhoneの持つ高機能は宝の持ち腐れです。メールと検索と写真撮影くらいしかしない人は、安いAndroidスマートフォンで十分すぎるほどです。iPhone、iPhoneと馬鹿の一つ覚えのように買うのではなく、コストパフォーマンスの良い、性能も悪くないAndroidスマートフォンに目を向けることも、この無策な日本政府、日本銀行の下で追い詰められている日本国民にとっては必要なことでしょう。
内閣が提唱する新しい資本主義の社会が来る前に野垂れ死んでしまわないように、歯を食いしばって頑張りましょう。