「人間交差点」

 

 

かなり昔から、紙の本でぽつぽつという感じで読んでいたのですが、紙の本を処分してしまったり、読んでいない巻もあったりという状態で、Kindleで改めて全巻を揃えて、徐々に読んでいます。

昭和の終わりから平成の初め頃にかけて出たもので、昭和の頃の日本、日本人というものが色濃く出ている面があって、しんみりさせられたり、あの頃はそうだったなと当時を振り返る切っ掛けになったりします。

時代が変わると感覚、考え方が変わるものも、こうして作品の中にパッケージ化されることで、消えずに残っているものだなと感じるものがあります。

今後も、折に触れて読んで、昔を振り返り、しみじみとさせられる、私にとってそういう作品であり続けるでしょう。