子どもの人口、41年連続で減少 15歳未満、過去最低1465万人

子どもの人口、41年連続で減少 15歳未満、過去最低1465万人(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

3歳ごとに分けると、12~14歳が323万人で最も多く、年齢が下がるほど減少し、0~2歳は251万人だった。

都道府県別のデータ(2021年10月1日現在)では、99年以来22年ぶりに全都道府県で、子どもの数が前年から減少した。人口に占める子どもの割合が最も低かったのは秋田県の9・5%で、青森県10・4%、北海道10・5%――の順番だった。

国連人口統計年鑑(20年版)によると、人口4000万人以上の35カ国のうち、日本の子どもの割合は最も低かった。

こうしたデータを見ると、極めて深刻な少子化が急速に進行していることがわかります。12歳から14歳に比べて0歳から2歳は70万人余りも少なく、10年経った時点での状況を考えるだけで背筋が寒くなります。地方での人口減少と少子化が急速に進んでいることもわかります。世界的にも急速に少子化が進んでいる国になってしまっています。

同時に高齢化も急速に進んでいるわけですから、今後、必然的に社会の活力は失われ勤労世代が減少して高齢世代を無理に支えるいびつな構造がますます顕著になります。

我々は、そういう先の暗い時代を生きているということを認識せざるを得ないでしょう。