自殺未遂者の性別・年齢や手段など、データベース化へ…再発対策の基盤に(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
この仕組みは「自殺未遂者レジストリ(症例登録)制度」と呼ばれ、世界保健機関(WHO)が各国に導入を促している。厚労省によると、すでに英国やベルギーの一部地域、コスタリカなどで採用されているという。厚労省は収集した情報を匿名化してデータベースに登録する仕組みを想定している。蓄積したデータは実情に応じた医療、福祉体制の強化など、自殺予防対策に反映させる方針だ。
私も、過去に複数の知人の自死に遭遇しましたが、明確に、こういう原因で亡くなったとはよくわからないもので、心の中に重く沈んだままになっている面があります。
しかし、そういった不幸な出来事を、上記のような、死には至らなかった人々からの情報収集により、予防へと生かすことができれば、それに越したことはないでしょう。
感じるのは、客観的に見て、打つ手はいろいろあるのに、そこへ思いを致す心の余裕を失っていって最悪の結末に至る、そのプロセスへの対策がもっと実効的に講じられるようになれば、予防へと大きく生かせるのではないかということです。
こういった動きが良い方向へと結実していくことを望みたいですね。