私自身が、この事件で関係者から相談の依頼を最初に受けたのが、一昨年のちょうど今頃で、この本を読みながら、その当時のことやその後のことをいろいろと思い出していました。
広島の地元紙である中国新聞の取材、記事を元に書籍化したもので、うまく整理されてまとまっており、この事件を知らない人にとっても、ある程度知っている人にとっても、役立つ内容になっていると感じられました。
今年の年末までに、被買収側の検察審査会議決が出るのではないかと予想していたのですが、出ずに新年を迎えることになり、新年になればそれほど時期を置かずに議決が出ることが予想されますから、その前にこれが読めて、頭の中の整理になりました。