デジタル情報分析、不祥事洗い出しに貢献 調査会社へ依頼急増 AI活用で閲覧速度アップ

デジタル情報分析、不祥事洗い出しに貢献 調査会社へ依頼急増 AI活用で閲覧速度アップ(産経新聞) - Yahoo!ニュース

不正調査で最も労力がかかるのが電子メールや文書など膨大な情報の閲覧だ。調査を行う弁護士が重要情報を抽出するまで、かなりの時間を要する。そこで活躍しているのがAIだ。

私も、検察庁にいた当時は、膨大な資料を見ながら、犯罪性がある金の流れを追う作業を来る日も来る日もやっていたことがありますが、そういう人力、目視の作業を、まずはAIがやって、可能性があるものをピックアップ、フィルタリングし、それを目視で絞り込んでいくということができれば、かなり省力化できて効率良くなるだろう、と、上記の記事を読んで、まず思いました。

AIの精度が上がれば、熟練した捜査官が目視で見ていくのとあまり変わらないようにチェックしていくことも可能になるでしょう。

ただ、最後は、きちんと人が見て判断することは避けて通れないでしょうし、AIと人力とのうまいコラボレーションが、いくらAIが発達しても必要であることは変わらないでしょう。