自動車整備士の志願者激減、現場で人材の奪い合い…工場の社長「引き抜きの電話ある」(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
全国48の整備士専門学校でつくる「全国自動車大学校・整備専門学校協会」などによると、2020年度の入学者数は約6300人で、05年度(約1万1200人)の半数近くに落ち込んだ。
試験(学科)の申請者数も05年度の7万人から、20年度は3万6630人とほぼ半減した。18歳人口の減少や大学志向、若者の車離れなどが要因だという。
現場では人手不足と高齢化が進んでいる。20年度の自動車整備要員の有効求人倍率は4・5倍で、全職種の1・01倍を大きく上回り、平均年齢も45・7歳で全職種の43・2歳より高い。
ここまで落ち込んでいるとは驚きです。かつては、若い男性にとって車を持つことはステータスであり、また女性と交際する上で必須のものでしたが、最近はそういう状況ではなくなっています。若者人口の減少や、自動車整備する上ではどうしても手や服が汚れたりはするでしょうから、そういったことを敬遠する若者気質も影響しているかもしれません。
自動車社会は自動車整備しなくしては成り立ちませんから、国の政策として、その人員確保を図っていく必要があると思います。