「街道をゆく39 ニューヨーク散歩」

 

 ちょっとニューヨークへ行ってくる用事があり、その前に読んでおこうと思ってこれを読みました。

司馬遼太郎がニューヨークへ行ったのは1990年台前半で、それから20数年が経ちますが、視点はいまだに新鮮で、ニューヨークを見つめるその視点には大いに啓発されるものがありました。本書に出てくるブルックリン橋に、ニューヨークへ行ったら訪れてみたいと思いました。

単なる観光名所としてではない、歴史の中でのニューヨークを感じる上で、参考になる本でした。