LGBT「種の保存背く」と発言 簗衆院議員が自民会合で

LGBT「種の保存背く」と発言 簗衆院議員が自民会合で(共同通信) - Yahoo!ニュース

LGBTなど性的少数者を巡り「生物学上、種の保存に背く。生物学の根幹にあらがう」といった趣旨の発言をした

 個人が、国家社会のため、種の保存に協力すべきなのか、という根源的問題が問われていると言えるでしょう。そこを肯定すれば、国家社会のために、人は「種が保存できるような生き方をすべきだ」ということになります。独身でいることも許されない、ということになりかねません。

そういう国家主義社会主義(?)は、「自由民主」をかりそめにも名乗る政党にはそぐわないのではないでしょうか。個人の尊厳に最大の価値を置く日本国憲法下において、好きな人と一緒に生活し自己実現を図りたいという、そういう生き方には最大限の法の保護が与えられるべきであり、種を保存すべきだからそういう生き方は認められない、法で保護しない、というのは誤りというしかないと思います。個人が生物学に奉仕する生き方をする義務もありません。