【独自】ハンセン病療養所の入所者、10年で半減…国の「おわび」20年・体制維持に課題

【独自】ハンセン病療養所の入所者、10年で半減…国の「おわび」20年・体制維持に課題(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

全国の入所者数は1950年代の約1万2000人をピークに減少が続き、10年前の2011年は2275人。昨年5月時点で医師112人、職員2705人体制で診察や介護に当たるが、多くがへき地や離島にあることもあり、医師や職員は定員割れの状態だ。コロナ禍で、地域医療の拠点として再整備するなどの将来構想の実現に向けた議論も停滞している。

 前に、群馬県草津にある栗生楽泉園を見学したことがありますが、入所者が居住する施設を遠目に見ていて、かなり空きがあるように感じられた記憶があります。

入所する必要がある人は減るのは望ましいことですし、既に入所している人々が安心して生活できるようにしつつ、新たな役割を見出していくことが求められているでしょう。その意味で、地域医療の拠点として再整備は有力な1つの選択肢だと思いますし、日本全体の危機管理、危機対応のための組織といういう位置付けで、新たな時代における役割を付与していくべきではないかと感じるものがあります。

過去の負の歴史を払拭するような、より有意義な存在へと進んでいくことを期待します。