民事訴訟IT化へ第一歩 9裁判所で「ウェブ会議」導入

民事訴訟IT化へ第一歩 9裁判所で「ウェブ会議」導入(産経新聞) - Yahoo!ニュース

先行導入されたのは、知財高裁と東京、大阪、名古屋、広島、福岡、仙台、札幌、高松の各地裁。
民事訴訟準備書面などを共有できるウェブ会議は、従来の電話会議と異なり、相手の表情を見ながら声だけでは伝わりにくいニュアンスも伝えられる。裁判所と弁護士事務所に設置されたウェブカメラを活用し、裁判官と弁護士がモニターに映し出された相手の顔を見ながら争点整理や和解協議を進められる。

所詮はそれだけのことで、今時、この程度のことをやって「IT化へ第一歩」と言っているようでは情けない限りですが、 この程度のことも、対応できない弁護士はかなり多い(特に年配者を中心に)のではないかと危惧されます。

今でも、裁判所との連絡は電話のやりとりで、書記官がかけてきたら弁護士が離席していない、弁護士がかけると今度は書記官が離席していないといった、昭和で時間が止まったようなことをやっていて、非効率極まりないものがあります。ウェブメッセンジャーのような連絡方法を導入すれば、一気に効率は良くなるでしょう。

書面をオンラインで出すとか、そういうことを企図する前に、上記のような、日常的な、やろうすればすぐできることを、むしろ、すぐにやってほしい気がします。