iPad 10周年に振り返る。ジョブズの野望は「紙」を超えることだった

iPad 10周年に振り返る。ジョブズの野望は「紙」を超えることだった - Engadget 日本版

初期のiPadiBook Storeとともに「読む紙」を志向する一面があったとは上述しましたが、iPad Proの方向性の1つは「書く紙」を志向するもの。そんなわけでiPadは「紙」に取って代わろうとしている、それが筆者なりの結論です。

 iPadタブレットの本質はそこにあるでしょうね。

私自身も、かつては、いちいちコピーを取ったりして紙のファイルを作り、それを持ち歩くことが常態化していましたが、iPadを使うようになり、また、徐々に使い方にも慣れて、紙の資料の持ち歩きは激減しました。

また、書籍も、紙ではなくデータ、電子書籍で読むのがメインになり、現在は、持ち歩いているiPad miniで読むことがかなり多くなっています。

メモも、iPad mini5でApple Pencilが使えるようになってからは、持ち歩く紙のメモに書くのを基本的にやめて、iPad miniで取ってデジタル保存するようになり、かなり快適に利用しています。

こうして自分自身を見るだけでも、かつての紙にiPadが取って代わっていて、便利にもなっています。

今後も、こうした流れは更に進んで、生産性や効率が上がって行くことになるのでしょう。