【台風19号】ロートレックなど保管の収蔵庫に浸水 川崎市市民ミュージアム 三つのシャッターと防火扉でも防げず

【台風19号】ロートレックなど保管の収蔵庫に浸水 川崎市市民ミュージアム 三つのシャッターと防火扉でも防げず(カナロコ by 神奈川新聞) - Yahoo!ニュース

ミュージアムのある等々力緑地は当時、広範囲が冠水。緑地にあふれた水がスロープをつたって地下の搬入口に流れ込んだとみられる。搬入口から収蔵庫前通路に至る経路上には三つのシャッターと防火扉があったが、いずれも水の浸入を防ぐことはできなかった。

 川崎市の中にも、高台にある地はいくらでもあるはずで、こうした浸水の恐れのある土地に、かくも貴重な資料を保管する収蔵庫を造った、当時の判断はどうだったのか、疑問を感じるものがあります。

全国で、こうした施設が浸水の恐れがないか、早急に確認して、危険があれば、特に貴重なものから他に移すなど、対策を講じるべきではないかと感じるものがあります。

先人の残したかけがえのない文化遺産を、安易な保管で台無しにすることはあってはならないことです。