脅迫メールなど約200件 スタッフ名指しも 京アニ放火(京都新聞) - Yahoo!ニュース
捜査関係者によると、同社にはそれ以前から脅迫的な書き込みやメールなどが約200件あったといい、中にはスタッフを名指しするものもあったという。
京都府警は第1スタジオや宇治市の本社、スタッフの自宅周辺で警戒を強化するとともに、威力業務妨害の疑いで捜査を進めたが、容疑者の特定には至らなかった。府警捜査本部は「青葉容疑者との関連は把握していない」としている。
極めて重大な事件が起きる前には、その予兆となる事件が先行することがあります。例えば、テロ事件の前にテロ犯人が予行演習的な事件を起こしてみる、殺人、放火の前に、犯行を予告したり脅迫する事件が先行する、といったことです。
何らかの予兆ではないか、というのは、事件を見る目がある人が見ないと、なかなか感じないことがあり、見過ごされたことで重大な事件へと発展することも、結果論になりがちですが、起きることがあります。事件を見る目がある人に見てもらう、ということも大切なことでしょう。
危機管理の鉄則として、悲観的に準備し楽観的に実行せよ、と言われることがありますが、世間や社会の注目を集めるような組織や人では、何らかのターゲットになっているのではないか、と思われる状況では悲観的に物事を見て対処するほうが良いものです。
京都アニメの対策が不十分であった、ということはないと思いますが、記事を読み上記のようなことを感じました。