カネカ、批判殺到の「育休直後に転勤内示」を社長が認めるメール

カネカ、批判殺到の「育休直後に転勤内示」を社長が認めるメール(ハフポスト日本版) - Yahoo!ニュース

メールの文面では「十分な意思疎通ができておらず、着任の仕方等、転勤の具体的な進め方について当該社員に誤解を生じさせたことは配慮不足であった」として、ツイート主の夫が同社の社員だったことも認めている。

会社、元社員、双方の主張が食い違い、事実関係がわからないので断定的なことは言えませんが、会社が、育児休暇を取得した社員やその家族に十分配慮しつつ対応を進めたようには見受けられず、むしろ、その逆の状況が強く窺われるものがあり、そうではない、と会社が主張するのであれば、きちんと具体的に経過を説明しなければ世間の納得は得られないでしょうね。

休暇を取ると、余裕があると嫌味を言われたり、生意気だと陰口を叩かれたりと、そういう陰湿なところが日本社会には伝統的にあるものです。会社が社員に嫌がらせをしようと思えば、いくらでもできるものであり、そういう状況の中で起きたこと故に、大きく叩かれている面もあるでしょう。日本社会の悪弊をどうすべきか、考えさせられるものがあります。