大坂・セリーナ、殺気立つ観衆静めた ブーイングが一転

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180909-00000028-asahi-spo

表彰式でも当初はブーイングが鳴りやまなかったが、自身の立ち居振る舞いが恥ずかしいと気づいたのか、セリーナが審判らに憤る観客を制した。「もうブーイングはやめて。前を向きましょう」。準優勝のプレートを高々と掲げたことで、騒ぎは収まった。
悲願の初優勝を飾った大坂に表彰式で満面の笑みはなかった。「こんな試合の終わり方ですみません。試合を見てくれてありがとう」と観衆にとつとつと語りかけると、称賛の拍手が20歳のヒロインを包んだ。

勝戦を、私は後からハイライトで見たのですが、セリーナ・ウイリアムズ選手の醜態と、対照的な大坂なおみ選手の冷静さ、プレーの的確さが印象的でした。ただ、セリーナ・ウイリアムズ選手も、表彰式では冷静さを取り戻したのか、上記の記事にあるように、フェアな態度で良かったと思いましたし、何よりも、大坂なおみ選手が表彰式で、謙虚な態度で語りかけた、そのシーンが実に清々しく、言葉の力や人としての態度の大切さを感じさせられました。
このような歴史的快挙を成し遂げるに当たっての、選手本人だけでなく、家族、関係者の努力、支援の大きさをしみじみと感じるものがあります。成し遂げられたものの大きさを感じるとともに、今後の大坂なおみ選手のますますの活躍に期待したいですね。