<オウム元信者>「疑念持たず、服従」事件振り返る集会

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180825-00000075-mai-soci

脱会信者でつくる「カナリヤの会」のメンバー3人が初めて講演し「疑念を持たず、教団幹部に絶対的に服従することが良いことだと思っていた」などと当時の心境を語った。

平成7年、平成8年当時、私は東京地検にいて、かなりの数のオウム真理教信者の取り調べを行いましたが、よく出ていた言葉に「無限の帰依」というものがありました。与えられた仕事に疑念を挟まず全力で臨むことで功徳を積むことになる、そういうことが教団内で当然のこととされていたことが思い出されます。そういう中で数々の犯罪行為も行われたところに、オウム真理教事件の特徴があり、また、そういう点がカルト宗教が陥りがちな危険性ではないかいう気がします。
記事にあるようなイベントが、そういった危険性へ警鐘を鳴らし今後の教訓へつながることを期待したいと思います。