女性は「泣いてごまかす、笑ってごまかす」 寺島実郎氏「甘えの構造」論が物議

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180423-00000005-jct-soci

女性は泣いてごまかす、笑ってごまかす、という部分がある――。寺島氏のそうした主張に、番組の視聴者からは疑問の声が相次ぐことに。

私自身、社会に出てから約30年になり、その間、いろいろな人を見てきましたが、人前で「泣く」という行動は、女性のほうが多い印象があります。ただ、では、泣いてごまかすのは女なのか、笑ってはどうか、というと、泣かなくてもごまかす男も大勢いて、女なら、男ならとわざわざ区別して論じるだけの差異があるとは感じられません。甘えの構造を言うなら、それは男女問わずあるものだと思います。
人は、経験を積んできていても、どうしても自分の経験(自ずと限界はあるでしょう)にとらわれて、かかるバイアスから逃れにくい側面を持っていて、経験だけでなく、健全な理性や常識も働かせながら、見識を持って行く必要があるように思います。男だから、女だから、といったことだけでなく、どこの国の人間だからこうだといった決めつけも、その意味で慎む必要があるでしょう。