ガラケーを持つことの意味が変わりつつある?スマホ社会へのアンチテーゼ

https://iphone-mania.jp/news-210189/

スマートフォンがあると、メッセージを打ったり、誰かと話したり、常にコミュニケーションし続けることになり、他のことをする時間がなくなる」と、コチェット氏は語ります。「今のほうが自分のやっていることにずっと集中できている。気が散っていない」と同氏は続けます。

SNSが普及する前は、他人との交流、コミュニケーションの機会はSNSを使っているよりも格段に少なく、適度な距離感での付き合いが、付き合いを長続きさせているような面もあったような気がします。相互にSNSでつながり、フェイスブックで流れてくる相手の(相互の)情報に接していると、食べたものをたくさんアップしてなんて自慢げなやつなんだろうとか、なんて楽しそうに生きているんだろうといった嫉妬心が芽生えて、あるいは些細なことで喧嘩になり、疎遠になったり交際を断つということも起きやすいでしょう。インターネットは人を幸福にするだけでなく不幸にもするものです。
ただ、ではインターネットを使わなければハッピーかというと、大きな利便性を享受できなくなる、その損失も大きなものがあります。
それぞれが、自分にとって必要なものは何かを考えながら、時には距離を置き、時には距離を縮めながら、賢く、うまく使うしかないということを、記事を読み改めて感じるものがありました。