https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180325-00028491-houdouk-soci
安倍首相は「結党以来の課題である、憲法改正に取り組む時が来た」、「第9条においても、改正案を取りまとめてまいります」、「(自衛隊)違憲論争に終止符を打とうではありませんか」などと述べた。
安倍首相の9条改正を含む憲法改正に向けた強い意欲を受けて、自民党は25日の党大会で、「憲法改正の実現を目指す」と宣言する運動方針を採択した。
改憲については様々な議論がありますが、現状の改憲への動きが、首相の強いリーダーシップによって主導されていることは衆目の一致するところでしょう。今秋の自民党総裁選での首相再任ということも、その中に織り込まれていると言っても過言ではないと思います。
しかし、ここへ来て、森友学園問題で、首相の今後のついて黄信号が灯るような状態になっていて、それに伴い、今後の改憲の動き、見通しも不透明になりつつあります。私自身は、今後の日本の行方に大きな影響を与えるものであり、国民的な、冷静な議論に基づいて改憲の可否、内容を決すべきと考えているところで、このような喧騒状態の中で改憲問題が翻弄されるのは残念な思いがしています。今後とも、良識ある、冷静な議論を望みたいと思います。