有罪根拠の「筆跡」は別人 鑑定結果を高裁に提出

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180122-00025018-houdouk-soci

女子高生宅に届いた脅迫状と、石川さんの筆跡が同一だと判断されたことが、有罪の根拠にもなっているが、弁護団は、コンピューターを使った新たな鑑定で、筆跡が99.9%の確率で異なることがわかったと主張している。

従来の筆跡鑑定は、筆跡の特徴を、目視レベルで抽出して比較するというものでしたが、上記の記事で紹介されている鑑定の手法は、目視レベルではなくコンピューターを利用した解析が行われているとのことで、従来の手法とは、比較するポイントが飛躍的に増えている可能性が高いでしょう。常識的に考えて、精度も上がっているのではないかと感じられ、著名な狭山事件に、新たな展開を生じさせるものになる可能性はありそうです。今後の推移に注目する必要性を感じます。
科学技術の進歩が、事件に新たな光を当てることになる、ということも改めて感じます。