阪大の問題作成者「本学解答で良い」 予備校講師指摘に

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180109-00000074-asahi-soci

阪大などによると、問題をめぐっては昨年6月の同会での指摘のほか、同8月には別の予備校講師から、同12月にはさらに別の外部の人からの指摘があった。だが、阪大が本格的に対応したのは3回目の指摘以降で、古大工さんの指摘は大学内で共有されていなかったという。

私も試験問題を作成したことがありますが(法科大学院の教員当時でしたが)、自分が作った問題は自分なりの思考過程を経て作成していて、誤っているのではないかと指摘されても、誤った思考から抜け出せない傾向があるように思います。記事にあるような指摘があり、それが単なる思いつきやいたずらなどではなければ、学外の第三者機関(日頃からそういう組織を文部科学省あたりが設けておくなどして)にチェックしてもらうという、透明性が高く迅速に結論が出る仕組みを作っておくと、早期の是正、救済が測れるような気がします。
上記の問題では、私の知人のお子さんが対象になっていることがわかり、私も驚きました。ミスがないようにするのは大切なことですが、ミスを早期に発見しその後に適切に対応することもそれに劣らず重要なことでしょう。