ネットには神様がいる

 

ネットには神様がいる

ネットには神様がいる

 

 インターネットでかなりの集票ができて話題になった山田太郎氏の著書で、興味を感じて読んでみました。

政治活動、選挙でのインターネットの活用は、今や政界やそれを目指す人々の多くが意識していることでしょう。私も、昨秋の衆議院議員総選挙の際にやってみましたが、時間がなかったこともあり中途半端に終わってしまいました。今後、選挙に出る可能性は皆無ですが、世の中、何があるかわかりませんから、そういうことが絶対にないとも言えず、そういう意味でも本書は参考になるものがありました。

感じたのは、漫然とネットに情報を流しているだけでは、フローの情報として読み流されて残らないということで、いかにフローではなく「ストック」として人々の中に残る情報、存在になるかが重要だということでした。重点分野(山田太郎氏であれば表現の自由)にフォーカスすることは大切でしょうし、単に一方通行に情報を流すのではなく、双方向の、参加型の活動を展開することも大切だと感じました。

この分野に興味を持つ人にはいろいろと参考になる一冊だと思います。