https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171011-00000012-jct-soci
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171011-00000012-jct-soci&p=2
騒動の発端となったのは、2017年9月28日放送の「とんねるずのみなさんのおかげでした 30周年記念SP」(フジテレビ系)だった。石橋貴明さんが演じる番組初期の人気キャラクター・保毛尾田保毛男を、約28年ぶりに「復活」させたのだ。
番組では、七三分けの髪型に青ヒゲを模したメークをした保毛尾田が、相方の木梨憲武さんから「あんたはホモでしょ?」と問われ、「ホモでなくて、あくまでも噂なの」と答えるやり取りも放送された。
笑いのポイントやツボのようなものは、時代により、また国により異なっているということを改めて感じます。かつては皆で笑えたようなものでも、その後の時代の流れ、人々の生活や意識の変化により、皆で笑えないようなものになってくることもある、今回の騒動はそれを顕著に示したものであるように思います(かつてでも皆では笑えなかったという批判もあるかもしれません)。
以前、確かイギリスかフランスで、現場をネタにした笑いをとったコメディアンがいて日本人には大顰蹙でしたが、彼らにとっては、なぜ悪いの、という感覚でその差異がクローズアップされていたことが思い出されます。そういう意識差、感覚差というのは、なかなか難しいものです。
人は、自身の中にある差別意識や偏見と、常に戦わなければならないということも感じます。