https://iphone-mania.jp/news-187274/
eSIMは「組み込み型SIM（Embedded Subscriber Identity Module）」の略で、従来のようにSIMカードを物理的に入れ替えることなく、契約情報や通信ネットワークへの接続に必要な書き込みがオンデマンドで可能となるのが特長です。
ただし、現状では特定のキャリアで購入した場合、国内においては、その事業者の通信ネットワークしか利用できないように制限されてしまう場合がほとんどです。また、国外に持ち出した場合でも、すべての現地キャリアの中から自由に選べるわけではありません。
iPad Pro10.5を使っていて、たまに海外へ行くと、内蔵されているeSIMが現地の利用可能な通信事業者を拾って表示しますが、限定されていて、記事にもあるように、まだまだこれからという印象を受けるものがあります。
eSIMで固定されるよりも、適宜、SIMを差し替えながら利用するほうが、フレキシブルな利用が可能になって良い面も、当面はありそうです。
この技術は今後広がりそうですが、便利だと、幅広く通信事業者が乗ってくるかどうかの狭間で、利便性の有無、程度が決まってきそうな気がします。
