西南戦争から140年 西郷、大久保の子孫が仲直りの握手 鹿児島に慰霊塔建立 敵味方なく供養

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西南戦争は鹿児島県出身者を中心に親子兄弟、友人が官軍と薩軍の敵味方に分かれて激戦を繰り広げ、両軍合わせて1万数千人が戦死したとされる。西郷隆盛をはじめとする薩軍約2千人と県内で戦死した官軍約1200人は、鹿児島市内で別々に葬られている。

以前、司馬遼太郎の「翔ぶが如く」で、取り上げられている西南戦争について読みましたが、鹿児島県を一種の独立国化いて割拠していた西郷隆盛とその仲間たちが、何を目指していたのか、よくわからず、また、西南戦争の発端とされる政府による西郷暗殺計画についても、実態によくわからないものがあって、凄惨で救いのない戦争場面が延々と続いていた印象が強いですね。来年のNHK大河ドラマで、その辺が描かれるのか、今から関心がありますし楽しみです。
鹿児島県人は、昔から、西郷先生のようになりなさい、と言われながら育つと聞いたことがあります。そういう人間性の魅力、懐の深さといったことが、時代の流れについていけない人々の期待を過度に集めてしまい、後戻りができなくなった、そういう面もあるのではないかという印象は、今でも私自身の中に根強くあります。