本能寺の変は「室町幕府再興が目的」 明智光秀の手紙を鑑定した三重大教授が発表

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三重大学藤田達生教授によりますと、手紙は光秀が「本能寺の変」を起した10日後に織田信長に抵抗していた和歌山県の武将に宛てたもので、室町幕府の将軍、足利義昭を再び京都に迎え入れるよう協力を求める趣旨の記述があったということです。

本能寺の変の原因、動機については、近年、資料(新資料も含め)に基づいて実証的な議論が深まっていて興味深いものがあります。ただ、変の後に、明智光秀が上記のような手紙を書いていても、支持を集めるための方便だった可能性もあって、直ちに「室町幕府再興が目的」とは断定できない気はします。仮に個人の野心、野望が動機でも、それをあからさまに言ってしまっては支持が得られず、室町幕府再興をうたったことも十分考えられます。
明智光秀の自筆の告白文でも出てこない限り、議論に決着はつかなさそうですが、それだけに謎めいていて、この問題は今後も多くの人の関心を集めるでしょう。