チケット詐欺で誤認逮捕=21歳女性を19日間勾留―徳島県警

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170911-00000111-jij-soci

チケットが届かないため、女子高校生が三好署に相談した。同署は口座が女性の名義だったことなどから今年5月に逮捕したが、ツイッターのやりとりが削除されており捜査は難航。女性は釈放後、関東の女性宅に送ったチケットの書留の控えを地検に提出し、販売サイトの取引記録から女子中学生が浮上した。

この件について、複数のメディアからコメントを求められたのですが、なりすまし行為が介在し、取引の経緯にも、単に一対一ではない経緯があったようで、身柄にする前に、被疑者の弁解をよく聞いて裏付け捜査を先行させるなど慎重さが必要であったということではないかと思います。この種のインターネットが絡む犯罪の捜査に慣れていない捜査員はまだまだ少なくないのが現状で、警察本部が適宜バックアップするなどの体制が必要でしょう、ということは、このブログでも過去に何度かコメントしてきたように思います。単に、しくじった、失敗したで終わらせるのではなく、今後の捜査に教訓として生かしてほしいものです。