コロンブス像も撤去の議論に

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170825-00017185-houdouk-soci

撤去賛成派は、コロンブスは先住民を虐殺したなどと主張しているが、反対派は、コロンブスの偉業をたたえ、銅像を残すよう求めている。

ソ連崩壊後、旧ソ連内でレーニン像を倒したり撤去する動きが広がり日本でも大きく報道されていたことが思い出されます。日本でも、戦後、軍国主義を象徴する、賛美すると判断された銅像が撤去されたケースもあり、時代が変わり人々の考え方が変わってくると、どうしてもこういった動きが起きやすい面があるでしょう。
ただ、銅像自体も広い意味での歴史的建造物ですし、賛否両論ある中で性急に撤去してしまうのもどうかという気がします。まずは、問題となっている人物に対する冷静、客観的な評価を幅広く議論して、どうしても撤去すべきかどうか検討することが必要、重要ではないかと思いますし、その過程において、歴史を学ぶことは有意義なことではないかとも思います。