富士通なぜ携帯事業売却 国内頼み スマホ出遅れ

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201708/CK2017082302000118.html

Q 富士通以外の国内メーカーも携帯事業でつまずいたのはなぜですか。
A 一つは拡大するスマホ需要を取り逃がし、iPhone(アイフォーン)で知られる米アップル、韓国サムスン電子、中国の華為技術(ファーウェイ)などの躍進を国内外で許したことです。

私は使ったことがなかったのですが、使った人の体験談や様々な情報によると、初期の富士通製のスマートフォンは、異常に発熱したりフリーズするなど、当時の一般的な水準に照らしてもかなり使いづらかった、それが徐々に良くなってきて現在に至っているという流れでしょう。その間に、グローバルで大量にスマートフォンを販売するアップル、サムスンといった巨大ブランドの後塵を拝することになってしまい、日本国内で細々と売っている程度では、もうこれ以上は無理という判断になるのは必然です。
日本国内に特化した、海外のメーカーでは真似できないような独自性でも出せれば別の道もあったのかもしれませんが、力尽きたという感じでしょうか。残念な思いがします。