伝説の女性飛行士、日本軍捕虜に? =公文書館で写真見つかる―米

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170706-00000061-jij-n_ame

イアハートは大西洋単独横断飛行を女性で初めて成功させたことで知られる伝説的なパイロット。1937年7月2日、世界一周飛行に挑戦中に米国人航法士のフレッド・ヌーナンと共に南太平洋上で失踪した。多くの専門家は、飛行中に燃料を使い切り、海に墜落した可能性が高いと考えてきた。
しかし、ヒストリーによると、このほど見つかった写真は日本の委任統治領時代のマーシャル諸島の港で撮影されたもので、不鮮明ながら服装や体形がイアハートとよく似た人物の後ろ姿が写っている。ヌーナンと顔の特徴が合致する人物も写真に納まり、失踪機と大きさが一致する物体が船でえい航される様子もおぼろげながら確認できるという。

アメリア・エアハート(記事では「イヤハート」とありますが、エアハートのほうが元の発音に近いようです)の行方不明事件については、私も以前から関心があって、記事をいろいろと読んできましたが、今回のものは、写真があるだけに注目されるものがあるように感じました。確かに、ヌーナンと酷似した人物が写っているように見え、後ろ姿ではありますがエアハートを彷彿とさせる人物も写り飛行機も見えます。
ただ、日本軍捕虜になったという見方には疑問を感じます。エアハート失踪後、大々的な捜索が行われ、日本海軍も捜索に参加しています。また、エアハートを捕虜としたという記録も一切なく、関係者の目撃談も一切ないと言われており、敗戦後、今更隠す必要もない以上、捕虜説の信ぴょう性には疑問が残ります。
むしろ、登場する飛行機が不時着した後、何らかのトラブルに巻き込まれ、生還できずに死亡したといったあたりが真相ではないかと推測するのですが、今後の真相解明に期待したいと思います。