映画「アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男」

http://eichmann-vs-bauer.com

先日、東京での上映が終わる間際に駆け込みで観てきました、以前、観た

顔のないヒトラーたち
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20151006#1444094738

にも登場したフリッツ・バウアー検事長が、元ナチス高官でアルゼンチンに逃亡していたアイヒマンを追い詰め、最終的にはイスラエルが身柄を拘束するまでを、生々しく描いていて、フリッツ・バウアーの個性的で取っ付きにくいものの執念を持ちつつ取り組み様子がとても印象的で、観るべき作品に仕上がっていると感じました。
上記の「顔のないヒトラーたち 」でも描かれていましたが、戦後程ない西ドイツで、非ナチ化が不十分、不完全で警察内部にもナチの残党が巣くう状況の中、フリッツ・バウアーらが苦労しつつ追及を進める、その姿にも感銘を受けるものがありました。
今後、観る人は、両作品を併せて観ると、より関心、興味が深まるでしょう。