iPhone 7 Plusが照らすアップルの未来

http://jp.wsj.com/articles/SB12107231265257393585504582590060745995388

iPhoneを利用する人たちは、新しくてかっこいい機種を求めている」とカウエンのアナリスト、ティム・アーキュリ氏は話す。ただし新たな機能が追加された製品への期待は高まりつつあるものの、標準モデルのiPhone 7はその要望に応えていないとも指摘する。
その中でiPhone 7 Plusが成功を収めたことは、消費者がスマートフォンに新たな機能を求めていることを裏付けしている。高品質なカメラ、RAMの増量、そして防水機能の追加などによって、iPhone 7 Plusはアップルの高級スマートフォンの中でも1番の成功を収めることができたとアナリストたちは声を揃える。

iPhone 7も十分に魅力的なスマートフォンであると思いますが、最近はAndroidスマートフォンもかなり良くなっていますし、画面の綺麗さなどiPhoneを凌駕するものも出てきていますから、やや埋没気味になっている面はあるかもしれません。その点、7Plusは、上記の記事にもあるように、いわばキャラ立ちしている面があって、それだけ目立つ存在にはなっていると言えるでしょう。私も、昨年9月以降、7Plusを使っていますが、FeliCaが使えるのは至って便利ですし、最近はAppleWatchも導入して相互に補完するようになっていて、快適さ、便利さを存分に享受しています。
ただ、iPhoneも、機能、性能の向上が行き着くところまで行き着いている感があり、大きな向上は今後とも難しいと思いますし、これだけ価格が高いと、買い替え需要も伸びにくいものがあります。完成度、成熟度の高さは、同時にそこから抜け出せないことにもなりかねず、アップルの悩ましさでもあり、今後のiPhoneがどこへ向かって行くのか、私も常に気になっています。
年が明け、徐々に次のiPhone7sへ向けた動きが活発化しようとする中での上記記事でした。