アップルウォッチの悲惨な現状…出荷7割減との調査も ただの重いリストバンド、バカ高いのに使いにくい

http://biz-journal.jp/2017/01/post_17851.html

とはいえ、シリーズ2がさほど注目を集めていないのも事実。なぜ、シリーズ2の人気が低迷しているのだろうか。熊山氏は、その理由を「一般ユーザーが日常的に利用するイメージを抱きにくいことが原因」と語る。
「シリーズ2は初代モデルに比べて使いやすくなったとはいえ、デザイン面を含めて、まだ日常やビジネスシーンでの活用法が見えにくい。それが、一般ユーザーにウケが悪い一番の理由でしょう」(同)

私は、AppleWatchを導入してまだ間がないのですが、既に、結構気に入って、いろいろと自分向けにカスタマイズ、調整しながら使いつつあるのですが、今ひとつ伸びない理由は、おそらく上記のような点にあるのだろうと思います。
最近は、スマートフォンで時間を確認していて腕時計を使わない人も増えていると思いますが、AppleWatchを腕に装着していると、ちらっと見て時間が確認できるので、やはり便利です。従来のレビューを見ていると、一旦消えている時計表示が腕を動かすことで表示される、それが遅いという不満を目にしますが、私が使っている限り、特に遅いという印象はなく、時々すぐに表示されないことがありますが、文字盤をタップするとすぐに時計が表示されますから、いずれにしてもスマートフォンを取り出して見るよりは動作が小さくて済みます。
使ってみて便利なのはFeliCaが使えることで、私は、SuicaとIDを使っているのですが、iPhone7Plusを取り出してかざすよりは腕のAppleWatchをかざすほうが楽でここも気に入っています。いろいろな通知も、設定次第でAppleWatchに入ってくるので(入りすぎると煩雑でわかりにくくなりますが)、ちょこちょこと参照するには便利です。
私の場合、iPhoneを「電子秘書化」することを目標に、いろいろと工夫して設定したりアプリを整理したりしていて、そういうiPhoneの機能を、腕に装着したAppleWatchに適当に分担させることで、iPhoneを取り出す→見る→戻すという、1日に何度も繰り返している動作のかなりの部分が省力化されることになり、だから便利に感じているのだろうと思います。おそらく、その辺に個人差があって、活用法が見えにくいので導入されない、導入されても使えないとされるケースが多いのでしょう。
私自身、最近まではAppleWatchに懐疑的だったのですが、発売当初からはある程度改善された時点で導入して、結果的には良かったと感じています。腕時計というのは、人により好み、選択に大きな幅がある製品ですが、iPhoneをよく使っていて何か腕時計を買い求めたい人には、有力な選択肢になると思いますし、うまく活用することでiPhoneだけよりもさらに便利になる、そういう可能性を十分に持った製品だと今は感じています。