昨年の刑法犯、戦後初めて100万件下回る

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170119-00050079-yom-soci

14年連続の減少で、戦後最少。減少分の8割超を窃盗犯が占め、強姦(ごうかん)や放火などの凶悪犯も大幅に減った。一方で、家庭内事件や、現金自動預け払い機(ATM)を狙った不正引き出しなどは増加傾向にあり、新たな犯罪への対応が求められている。

私が司法試験の勉強をしていた昭和の終わり当時は、確か200万件程度あった記憶で、随分と減ったものだという印象を受けます。ただ、あくまで統計上の数値であり、数値として出てこない「暗数」の問題にも、常に目が向けられなければならないと思いますし、数が減っても変容する犯罪情勢に対して、捜査機関がいかに効率的、効果的に捜査を進めることができるか、数が減ってきた今こそ積極的、大胆に改革すべきは改革すべきではないかということも感じます。
警察は被害申告してもなかなか動いてくれないという、多くの国民が抱いている不信感やあきらめを、今後、改善する方向へと進めてほしいと思います。