<紅白歌合戦>第2部の視聴率40.2% 前年上回る

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170102-00000009-mai-soci

第2部は1989年に2部制になって以降最低だった前回から1.0ポイント上昇、2年ぶりの40%台となったが、5番目の低さだった。

視聴率は、どの程度の人に支持されたか、年々の移り変わりで人々の嗜好はどう変化しているかといったことを窺わせる指標にはなりますが、紅白の場合、元々の視聴率が極めて高いので、多少のアップダウンを制作側が神経質に気にする必要はないでしょう。
今回の紅白は、歌、踊りは実によくできていてクオリティの高さを感じ、そこは手堅く作っていると感じましたが、タモリとマツコデラックスが終始、うろうろとしていたり、採点で、一般の評価では白組が圧倒的に優勢だったのが審査員のそれを足したところ紅組が逆転勝利という、あれ?という結果であったりと、企画面でやや首をかしげるものがありました。私個人としては、あまり奇をてらった企画は不要で、むしろ、全世界で紅白を観ている人々と会場を結んで、世界中で頑張っている人々とつながるような、そういう企画をもっと多くしてほしい気がしています。
古いタイプの日本人なのかもしれませんが、年末はやはり紅白、という感じですね。