依存症の4割が高齢者 カジノで「老後破産」深刻化の恐れ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161204-00000013-nkgendai-life

マカオシンガポール、韓国などの海外のカジノでもギャンブル依存症者が増大し、社会問題となっている。なかでも高齢者が年金や財産をギャンブルにつぎ込んで自己破産するケースが増えているという。

私はギャンブルをやりませんが、海外でこういったカジノで遊んでおもしろさを覚え、日本でもやりたいという人は結構いるものです。現状では違法カジノしかありませんから、そういった場所が暴力団の資金源にもなっていて、一定の範囲でカジノを合法化して、健全に遊べる場としつつ、既存の斜陽公営ギャンブルに代替させていくのは1つの方法でしょう。
ただ、日本では、古来、賭博は厳しく禁止され取り締まられてきた歴史があり、国民の間で、現在も賭博を根強く嫌悪する意識が強くあります。上記の記事で指摘されているようなギャンブル依存、転落といったことも軽視できないでしょう。
そういった意味で、反対を押し切り強行採決までして導入するようなものではなく、100パーセントは無理でも、大方の理解、合意に基づいて導入する、弊害を防止するための対策を十分に講じておく、そういう在り方が望ましいと私は感じています。