広島じゃけん《お好み焼き》(3)通をうならせる“地ソース”カープソース

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広島市内の店で使われるお好みソースはカープ、オタフク、ミツワの3社のうちいずれかが使われる事が多く、また店によってはメーカーにオリジナルの調合を依頼してそれを使う。実際に食べてみると、卵を多く使うお好み焼きには甘口のソースが合うし、店ごとにそれぞれの特徴を出して切磋琢磨している。
「お好み村」や「駅前ひろば」など、ビル全体やワンフロア10数店舗全てお好み焼きの店が集まる特異な場所もある。

私が中学、高校生だった昭和50年代初めから半ばの頃、お好みソースは全国で売られている状態ではなく、今のように通販で手軽に買える状態でもなくて、遠隔地から来て下宿して通学していた同級生は、帰省の際に、わざわざ広島でお好みソースを買って実家に持って帰ると言っていました。お好みソースはお好み焼きに欠かせないもので、とても重要です。
東京で、時々、お好み焼きを食べることがありますが、いろいろと趣向を凝らして魅力的ではあるものの、私にとっては、やはり生まれ育った広島で食べてきた、割と素朴なお好み焼きに安心感、安定感、「広島の味」を感じますし、広島では、家のすぐ近くとか学校のすぐ近くにあるお好み焼き屋で、そこのおばちゃんなどが焼いてくれる、身近で日常的な食べ物で、そういう素朴さや身近さ、親しみやすさは今後も失われないようにしてほしい気がします。