<ビンテージ>60年愛した初代クラウン、寄贈 神奈川

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161018-00000009-mai-soci

神奈川トヨタは、岸さんの遺志を継ぐため、グループ企業で車を修復。また、今年夏のトヨタ「歴代レストアクラウン走破チャレンジ」に参加させることにした。車は大切にされていたため大きな問題はないように見えたが、「60年の歳月」による老朽化は否めなかった。車体をバラバラにしてさびを落としたり、部品を一つずつ修復したりして、完成までに4カ月かかったという。その後、愛知県から東京都渋谷区まで約430キロを無事に完走した。

かなり前ですが、城山三郎

勇者は語らず (新潮文庫)

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を読んで、黎明期の日本の自動車産業の苦闘や関係者の努力に感動を覚えたことがありました。上記の初代クラウンは、その後に綿々と続いたクラウンの歴史をスタートさせた、輝かしい歴史上の名車であり、今後、長く、多くの人々の目に触れて、日本の自動車産業の歩みや関係者の努力を振り返る存在になってほしいと思います。物を大切にすることの重要さも、改めて感じました。乗り続けてきた方もきっと喜んでいるでしょう。