http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160902-00000011-wordleaf-soci
数年前、同センターでは「スマホを充電していたところ、スマホと充電器の接続部の接続部分が焦げた。原因を調べてほしい」という依頼を受けて、導電性の異物が混入した充電端子を使ってテストを行ったところ、接続部の温度上昇を確認。スマホ本体と充電器の機能はともに正常だったため、充電端子の接続部がショートに近い状態となって発熱し、周囲が損傷したと考えられると結論づけました。
スマホを充電する際は、充電端子の取り扱いに注意
同センターでは、消費者に対して、「スマホを充電する際は、毎回充電端子の取り扱いに注意しましょう。また、異常を感じた場合はただちに充電を中止しましょう」と注意を喚起しています。
私の場合、爆発、発火といったことは幸いにしてありませんが、リチウムイオン電池が膨張して、電池を自分で変えたり、製品の保証期間や上乗せ保証対象であったためそれで交換してもらったことは2、3回くらい過去にありました。最近は大きく取り上げられられなくなりましたが、かつては日本でも、PCの電池が異常に高熱になるとか発火の恐れがあるといったことが問題になり大規模な交換が行われたこともありました。
そういった経緯にも照らすと、リチウムイオン電池は管理に難しい面があるのので、常に100パーセント安全とは限らず、異常がちょっとでもあったら使用を中止して点検に出す、といった注意を常に怠らない必要がある、そういうものだという意識が必要でしょう。そういった注意は、販売する側や公的な機関が継続的に行っていくことも必要ではないかと思います。
思いがけない事故で被害が出ないように、関係者、利用者の注意を今後も行っていくべきと改めて感じます。