福山雅治邸侵入は氷山の一角 高級マンション「薄給コンシェルジュ」の闇

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160612-00048835-gendaibiz-soci

必要とされる資質と過剰な業務量に見合わない薄給と、高級マンション建設ラッシュによる需要の増大で、コンシェルジュは常に人手不足。手当たり次第に求人すれば、どんな人間が雇われるか分からない。福山邸の事件が氷山の一角となる可能性は高い。

ベビーシッター、家事代行、屋内の修理等々、他人が家の中に入ってくるサービスというものは実はいろいろとあって、そこには、そういった人々が悪意に基づいて行動し被害が生じさせることがあり得るというリスクを常にはらんでいると言えるでしょう。できるだけ信頼できると思われるサービス、人を選択して臨むことになりますが、ではリスクを100パーセント排除できるかというと10パーセントは無理でしょう。宅配業者が来たのでドアを開けたら、突然、強盗に豹変するといったことも、かなり低い確率であっても可能性がゼロにはなりません。
ただ、上記の通り、リスクをできるだけ低減することはできるはずですから、安易にではなく慎重に臨み、なんか変だなと思ったら思い切って新たなサービスに切り替えるといったフットワーク、決断力が求められるように思います。
そういった意味で、上記の記事で取り上げられている事件は、より慎重な対応を行う上での教訓、警鐘になったと言えるように思います。他人をむやみやたらと疑っては社会生活が成り立ちませんが、安易に信用してはいけないということでしょうね。そのバランス、線引をどこに置くかということが難しく悩ましくも重要なのだろうと思います。